ごあいさつ
パチンコ・パチスロコラム
【小ネタ】10年間の販売実績とホール軒数推移
10年間の販売実績とホール軒数推移
2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
P (千台) |
1,985 | 1,687 | 1,424 | 1,326 | 1,148 | 955 | 1,105 | 1,037 | 972 | 785 |
S (千台) |
1,112 | 826 | 757 | 406 | 557 | 402 | 627 | 721 | 750 | 721 |
合計 (千台) |
3,097 | 2,513 | 2,181 | 1,732 | 1,705 | 1,357 | 1,732 | 1,758 | 1,722 | 1,506 |
ホール 軒数 |
11,310 | 10,986 | 10,596 | 10,060 | 9,639 | 9,035 | 8,458 | 7,665 | 7,083 | - |
※店舗数は各年12月末の警察庁集計数値。その他はパチンコビレッジ独自調査による数値です。
◆10年間の販売実績とホール軒数推移(ポイント)
ホール軒数減少に伴い、遊技機の販売台数も当然落ち込んでいる状況。
パチンコの785,000台は2015年以降で最も少ない台数となり、特に落ち込みが激しい状況。
2024年のパチンコとパチスロを合算した台数は1,506,000台。この台数は、コロナ禍で市場が落ち込んでいた2020年の1,357,000台に次ぐこの10年間で2番目に悪い数字となっている。
また、2015年は合算で約310万台売れていたが、2024年では半分以下となっており、全体的な販売台数の落ち込みは継続している。
2025年 業界販売実績予想
◎安心要素 … *スマスロの定着
〇期待要素 … *LT機・スマパチの普及
*パチスロ「BT機」の導入開始
▲不安要素 … *止まらないホールの減少
*改善されない型式試験適合率の低さ
*高射幸機中心の新機種
2025年予想としては…
「パチンコ」は良くて「微減」
「パチスロ」は「現状維持」もしくは「微増」
「パチンコ」と「パチスロ」の販売台数が逆転する!?
2024年の販売状況を見ると、パチスロにおいて「スマスロ」は普及し定着している。一方のパチンコは、7月から「スマパチ緩和」により、「スマパチ」の新機種も増えはじめた。
そのような状況で、2025年はパチスロの新ジャンルとなる「BT機」、パチンコは本格的な普及に向け動き出す「スマパチ」に期待したい。
しかし、高射幸機が多くなり、相変わらず低い適合率のため、メーカーも計画通りの販売は難しい状況と思われる。
更に、ホール店舗数や参加人口は減り続けているため、改善されない限りは、販売台数も大きな伸びは望めないのではないだろうか。
※注:パチンコビレッジ様から引用