パチンコ・パチスロコラム

2024-12-20 17:00:00

【小ネタ】10年間の販売実績とホール軒数推移

10年間の販売実績とホール軒数推移

 


  
  2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
P
(千台)
1,985 1,687 1,424 1,326 1,148 955 1,105 1,037 972 785
S
(千台)
1,112 826 757 406 557 402 627 721 750 721
合計
(千台)
3,097 2,513 2,181 1,732 1,705 1,357 1,732 1,758 1,722 1,506
ホール
軒数
11,310 10,986 10,596 10,060 9,639 9,035 8,458 7,665 7,083 -


※店舗数は各年12月末の警察庁集計数値。その他はパチンコビレッジ独自調査による数値です。 

◆10年間の販売実績とホール軒数推移(ポイント)

ホール軒数減少に伴い、遊技機の販売台数も当然落ち込んでいる状況。

パチンコの785,000台は2015年以降で最も少ない台数となり、特に落ち込みが激しい状況。

2024年のパチンコとパチスロを合算した台数は1,506,000台。この台数は、コロナ禍で市場が落ち込んでいた2020年の1,357,000台に次ぐこの10年間で2番目に悪い数字となっている。

また、2015年は合算で約310万台売れていたが、2024年では半分以下となっており、全体的な販売台数の落ち込みは継続している。
 

2025年 業界販売実績予想

◎安心要素 … *スマスロの定着

〇期待要素 … *LT機・スマパチの普及
        *パチスロ「BT機」の導入開始


▲不安要素 … *止まらないホールの減少
        *改善されない型式試験適合率の低さ
        *高射幸機中心の新機種


2025年予想としては…
「パチンコ」は良くて「微減」
「パチスロ」は「現状維持」もしくは「微増」
「パチンコ」と「パチスロ」の販売台数が逆転する!?

        

2024年の販売状況を見ると、パチスロにおいて「スマスロ」は普及し定着している。一方のパチンコは、7月から「スマパチ緩和」により、「スマパチ」の新機種も増えはじめた。

そのような状況で、2025年はパチスロの新ジャンルとなる「BT機」、パチンコは本格的な普及に向け動き出す「スマパチ」に期待したい。

しかし、高射幸機が多くなり、相変わらず低い適合率のため、メーカーも計画通りの販売は難しい状況と思われる。

更に、ホール店舗数や参加人口は減り続けているため、改善されない限りは、販売台数も大きな伸びは望めないのではないだろうか。 

※注:パチンコビレッジ様から引用

トップへ戻る