▼機種情報『Lパチスロ かぐや様は告らせたい』
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9月2日から導入の『Lパチスロ かぐや様は告らせたい』。
今最も勢いのあるメーカー「SANKYO」の最新作ということで注目されていた方も多いのではないでしょうか。
パチンコでは昨年10月にミドルタイプが、そして今回このタイミングで甘デジタイプがリリースされました。
パチ＆スロともに一体となって“かぐや様”が盛り上がることを期待し、今回特集で取り上げてみました。
本機は、1G純増約9.0枚のAT機。疑似ボーナスで出玉を増やすタイプです。
高純増ながらボーナスの1G連や引き戻しもあって現役最高峰の瞬発力を誇ります。
| スペック | ||
| 設定 | ボーナス初当たり | 出玉率 |
| 1 | 1/362 | 97.7% |
| 2 | 1/360 | 98.8% |
| 3 | 1/357 | 101.2% |
| 4 | 1/349 | 105.8% |
| 5 | 1/343 | 110.8% |
| 6 | 1/335 | 114.9% |
高設定域の出玉率は高め。
ボーナス初当たり確率にはそれほど大差なし。
50枚あたりのゲーム数や約31.0G。
では、ゲームの流れに沿って見ていきましょう。
通常ゲーム中はとりあえずCZを目指します（天井や前兆中の昇格によるボーナス直撃もあり）。
CZの契機は3種類。
「CZ契機」
・規定ゲーム数到達
・強チャンス目
・チャンス目規定回数
それぞれ詳しく見てみましょう。
CZ契機1.規定ゲーム数到達
規定ゲーム数は、130G前後、300G前後、600G前後の3パターン。それらに到達した場合は前兆を経由してCZの当否を告知します。
期待度的には130Gよりも300Gや600Gのほうが期待できます。
規定ゲーム数到達時は画面右下のゲーム数カウンタに注目。
青はチャンス、ピンクはCZ濃厚となります。
ちなみに、ボーナス直撃となる天井ゲーム数は状況によって変化。
「天井ゲーム数」
・設定変更時……800G＋α
・RB後……900G＋α
・RB以外のボーナス後……1100G＋α
・引き戻し当選時……100G＋α
・奇跡的相性MODE……32G
最後の奇跡的相性MODEはエンディング後などで突入するもので、32G以内のスーパーBBが確定します。
ちなみに、CZスルー回数天井も存在し、CZからのボーナス非当選が続くと次回CZがボーナスになります（0回の振り分けもあり）。
CZ契機2.強チャンス目
強チャンス目は告図柄が右下がりで揃うパターン。この強チャンス目成立時は単発でもCZ抽選が行なわれ、CZ期待度約35％となっています。
CZ契機3.チャンス目規定回数
チャンス目は規定回数成立でCZを抽選。現在のチャンス目成立回数は画面左下に表示され、内部モードによって規定回数の振り分けが変化します。
モードは4種類。A≪B≪C≪Dの順に浅い規定回数が選ばれやすく、モードDは9回以内でのCZが濃厚です。
規定回数のイメージとしては5回ごとにチャンスが訪れ、その1回手前もチャンスとなっています。
モードの変更タイミングは、設定変更時、CZ終了時、ボーナス終了時など。
設定変更時は高モードが選ばれやすく、またCZ終了時やRB終了時はモード維持or昇格となるためチャンスです。
画面左に常時出現しているミニ藤原にも注目です。
このミニ藤原は、リアクションや衣装チェンジで様々なことを示唆します。
「リアクションの例」
・おーい！……チャンス!?
・ドーンだYO！……チャンス目＋本前兆の大チャンス
・しゃららーん♪……チャンス目規定回数が近い!?
リアクション時はセリフに注目。
チャンス目の出現やチャンス目規定回数などを示唆します。
衣装チェンジは現在の衣装からどの衣装にチェンジするかがポイント。
「衣装チェンジの例」
・制服→LOVE探偵……高モード滞在のチャンス
・制服→体操服……高モード滞在の大チャンス
・LOVE探偵→制服……高設定の大チャンス
・体操服→制服……高設定の大チャンス
モード示唆以外に高設定示唆などもあるため見逃し厳禁です。
また、チャンス目は内部状態（通常or高確or超高確）によって出現率が大きく変化。
ステージが状態を示唆しています。
「ステージ別チャンス目出現率」
・朝……約22分の1
・昼……約22分の1
・夕……約11分の1
・夜……約7分の1
時計図柄成立時にステージ移行を抽選。
W時計なら夜への移行が濃厚、時計は夕への移行チャンス。
夕は平均15G程度、夜なら平均25G程度滞在となり、再度時計を引くことで滞在ゲーム数の延長もあります。
また、ゲーム数到達による夕or夜への移行も存在します。
そんな感じで、通常ゲーム中はチャンス目→煽り演出→前兆ステージ「恋愛頭脳戦」→連続演出でCZジャッジといった流れとなります。
このかぐやの部屋は前兆示唆。
恋愛頭脳戦は、緑系演出が発生すればチャンス、赤系なら大チャンス。
連続演出は、かぐや様は誘われたい≪かぐや様は差されたい≪花火の音は聞こえない≪一生に一度のお願いの順にアップ。
「連続演出中の注目ポイント」
・赤タイトル
・赤セリフ
・赤セリフ
・赤ボタン
・大ボタン
ここでも赤系演出は大チャンスとなります。
ではCZについて。
CZ「告らせたいチャレンジ」は15G＋α継続し、ボーナス期待度は約58％。
CZ中は小役成立や2択チャレンジ成功（チャンス目出現）で演出発展。
その際の登場キャラは、石上≪白銀≪藤原≪かぐやの順に期待度アップ。
ちなみに、W時計（内部的に15枚役）や強チャンス目はその時点でボーナス濃厚です。
発展演出は2種類。
狙え演出のほうがメインとなり、トータル約7分の1で出現。
ここでサンド目が停止すればボーナスへ。
ここで登場のキャラは演出発展前とリンクしており、別キャラならその時点で成功が濃厚です。
また、狙え演出は男性キャラなら青サンド目、女性キャラは赤サンド目に対応しており、矛盾パターンもボーナス濃厚です。
一発告知は、トータル約170分の1で出現。
こちらは出現しにくいだけあって期待度も高め。
ちなみに、この演出時のゲームで小役成立なら成功確定となるので、1停→2停→3停とリールに注目してみるといいでしょう。
CZは15G消化しても小役成立なら延長されチャンスが継続します。
また、CZ中に2択チャレンジや演出発展が一度もなかった場合は1G目から再スタートとなります。
CZ失敗時は通常ゲームへと戻りますが、CZ抽選のモードは維持or昇格となるほか、それまでに進んだゲーム数はそのまま保持されています。
では、ボーナスについて。
ボーナスは、BB、スーパーBB、RB、エクストラボーナスが存在。
消化中はボーナス1G連を抽選します。
1G連当選時はBB以上が確定し、BBとスーパーBBの比率は約1：1ですが、連チャンを重ねたり高設定ほどスーパーBBが出やすくなっています。
ボーナス中の1G純増は約9.0枚。
それぞれのボーナスを見ていきましょう。
青7揃いから突入するBBは30G継続。
平均獲得枚数は約270枚。
1G連の期待度は約45％。
選べる演出モードは3種類。
演出成功などで1G連をストックします。
演出モード「舌戦バトル」は最終告知タイプ。
対戦相手によって1G連当選時のスーパーBB期待度が変化（伊井野ミコ≪大仏こばち≪ベルトワーズ・ベツィー）。
バトル中は、味方攻撃の色で期待度が変化（青≪緑≪赤）。
攻撃ヒット後の敵キャラ吹き出しの色は1G連期待度を示唆し、白≪青≪緑≪赤≪虹の順に期待度アップ。
生徒会メンバーの参戦や回想演出発生で大チャンス。
早坂ストック獲得時はどこで使用されるかに注目です。
ラスト4Gからはトドメの一撃が発生し、1G連の当否を告知。
これのタイミングがズレた場合は激アツ。
最終的に、バトル勝利で1G連確定となります。
演出モード「マジきゅん」はチャンス告知タイプ。
告らせタイムに突入でチャンス。
キャラによって期待度が変化し、藤原よりもかぐやのほうが期待できます。
この告らせタイムには基本的にチャンス目から突入。
演出成功で1G連が確定。
告らせタイム以外にも突サンド目停止で1G連を告知することもあります。
アクションナビのキャラがアップになると1G連期待度がアップするなど、細部の違いにも注目です。
演出モード「チカ千花」は一発告知タイプ。
チカっと高確率に突入するとチャンス。
ここには主にチャンス目から突入。
告知発生で1G連が確定。
これ以外にも突然、ドーンだYO！告知が発生するパターンなどもあります。
1G連獲得時の一部で突入するストック特化ゾーンも存在します。
名称や演出は、選択している演出モードによって変化。
・舌戦バトル→白銀覚醒……狙え演出成功でストック獲得
・マジきゅん→ガチきゅんRUSH……アイコンを貯めて最後にジャッジ
・チカ千花→チカブレイク……告知発生でストック獲得
いずれも5G＋α継続し、毎ゲーム成立役に応じて1G連のストックを抽選します。
赤7揃いから突入するスーパーBBは54G継続。
平均獲得枚数は約490枚。前半パート（24G）と後半パート（30G）で構成され、BB同様、演出モードを選択します。
ボーナス1G連の期待度は約45％。
「青7・青7・赤7」から突入するRBは、15枚ベルのナビ7回まで継続。
平均獲得枚数は約83枚。
RB中は登場キャラが設定、1G連、モードなどの示唆を行なっています。
また、1G連に当選しやすい裏RBも存在します。1回でも1G連をストックしたら裏RB濃厚です。
終了画面は要チェック。
ボーナスを揃えたあと、プチュン♪発生でエクストラボーナスへ突入となります。
まずは、上乗せゾーンからスタート。
ここでは、50or100Gの上乗せが約80％でループします。
ゲーム数を決定したらエクストラボーナスがスタート。
エクストラボーナス終了後は、BBもしくはスーパーBBへ突入となります（エンディング発生時以外）。
ボーナス終了画面は要チェック。
設定示唆や引き戻し示唆のパターンも存在します。
そして、ボーナス終了後は100G＋αまでが引き戻しのチャンス。
引き戻し時はBB以上が確定。
引き戻し期待度は約25％。ボーナス5連以降なら引き戻し期待度は約50％に!?
また、エンディング発生後は「奇跡的相性MODE」へと突入し、32G以内のスーパーBBが確定します。
そのあとの引き戻し期待度も約50％!?
そんな流れで、引き戻し期待度がアップするボーナス5連以上やエンディング到達を目指すわけですが、そこまでくるとトータル約80％でボーナスループが期待できます。
1G純増約9枚の“高純増”と約80％ループの“高継続”が交わった奇跡的相性が本機最大の魅力となっています。
最後に設定推測要素に触れて終わりにしたいと思います。
「設定推測要素」
・通常ゲーム中のミニ藤原
・ボーナス中の特定獲得枚数表示
・RB中の紹介キャラ
・ポップアップ告知
・ボーナス終了画面
はっきりしたことは調査中ですが、以上の箇所で設定示唆が行なわれているようです。
特に、画面右上に出現するポップアップ告知はいろいろなパターンがあるようなのでその内容に注目です。
本機は、これまで説明してきたように1G連や引き戻しに重きを置いたゲーム性です。
それでいて、通常ゲーム中は自力要素強めのどこからでも打てる仕様になっています。
例えば、ボーナス終了後は引き戻しチャンスとなる100G＋αまで当然打ち続け、そこでヒットしなくても130G＋αで規定ゲーム数によるCZが期待できます。
CZに当たってボーナス非当選でも夕方ステージに必ず移行するのでチャンス目が出現しやすく、またCZに当たらなかった場合でもチャンス目の累積回数がそれなりに貯まっているのでCZが近いかもしれません。
様子見がてら回していると、そうこうしているうちに300Gのゾーンが近づいてきます。
そこまで来たら、天井を保険にボーナスまで打ったほうがいいでしょう。
天井到達はBB以上確定ですが、天井間際100G以内でのボーナス当選もBB濃厚です。
BBは1G連と引き戻し含めたボーナスループ率が約60％とRBとの格差はかなりあります。
中途半端に当たるくらいなら大ハマリしたほうが結果的にいいかもしれません。
そんな感じでなかなかヤメどきを見つけにくい作りになっておりますので、どこで区切りをつけるかは各々で判断していただけたらと思います。
